What kind of company?大浩ってどんな会社?

企業理念は存続発展。
従業員全員が誇りを持ち、
幸せになって欲しい

代表取締役社長 秋月 聖行

代表取締役社長 秋月 聖行

大浩のルーツは、1961年まで遡ります。個人事業として叔父が大浩無線研究所として発足し、当初は船の無線機を製造していました。昭和44年には株式会社大浩無線になり、基板の配線や実装なども手がけるようになります。1977年ごろ、基板の実装だけにとどまらず、トータルな製造をするということで、山梨に工場を作りました。そこからは好調に事業を拡大していきます。

1995年には、父が2代目社長となりました。そのころまでは、大手の取引先からの依頼が多く、一部依存しているところもありました。しかし、それでは企業経営として安定しません。2002年からは、外にも目を向けようと営業部隊を正式な形で発足させました。「我々でできることはとりあえずやってみよう」と言うスタンスで始めたのですが、社員のスキルアップや利益の確保などが思うように行きませんでした。

そんな中、2006年に私が3代目社長となったのですが、2008年のリーマンショックで半導体の製造業界全体がダメージを受けてしまいます。それまではスケジュール表が真っ黒に埋まっていたのですが、ある週真っ白になっており、記入漏れかと思って取引先に電話して確認したくらいです。実際は、リーマンショックの影響で製造を激減させていたのです。2011年には大震災も起きてしまいます。この頃はいい話がほとんどありませんでした。弊社も影響を受けて売り上げが落ちてしまい、一時期は厳しい状況になったのです。しかし、外に目を向けて努力してきたことが実を結び始めました。

さらに、組織もトップダウンからボトムアップというか、双方向にコミュニケーションを取っていくスタイルに変わりました。製造業はある程度仕事をカタにはめているところがあったのですが、そのインプット型だったところをアプトプット型にしたのです。社内的には大きな変化で、我々は「第2の創業」と呼んでいます。製造業はトップダウンのイメージですが、今は世界の変化速度が速いので、現場レベルで気づきが必要になってきたのです。気がついた人が、情報を共有しあってコミュニケーションを取っていく組織にしたのです。

昔はどちらかと言うと「維持」が目的だったのですが、今は「発展」を理念としています。みんなで模索しながら、もっと先に行こうと考えているのです。どうせ一緒に長い時間仕事をするのなら、仕事を楽しいと感じたり、充実感を得られたりして欲しいです。そんな環境を作っていきたいと思っています。

目指すところは、みんなが仕事に誇りを持ち、働いてよかったなと思える職場、そして幸せになってくれることです。理想ですが、たゆまず努力していきます。

“営業”ではなく
“コーディネーター”として
ビジネスをハンドリング
して欲しい

専務取締役 青樹 英輔

専務取締役 青樹 英輔

弊社の営業は、一般的な営業職とはだいぶスタイルが異なります。多くは自社製品があって、それをお客様に対して提案しています。我々は、いわゆるメーカーがお客様で、主に装置の受諾製造を行っています。そのため、我々にはノルマはありません。ノルマが課されると、本来するべきサービスではなく、目先の売り上げをどう増やすかということを重視するようになってしまうからです。

我々の商売は、初めての取引で黒字になることはまずありません。お客様としても、新しいところと取引をするということは手間がかかります。図面の書き方から仕事の仕切り方といった文化が違うからです。そのため、お客様と阿吽の呼吸になるまでにものすごく時間を要します。最低2~3年間はおつきあいして、我々はやっと利益が出て、お客様としても効率的な生産が達成できるのです。

装置メーカー業界の歴史は古く、お付きの工場がすでにあります。その中に入っていくときに他社と同じスタンスだと、価格競争になってしまいます。そこで我々はこちらから提案していくスタイルを取っています。そのため、弊社では“営業”ではなく“コーディネーター”と呼んでいます。仕事を受ける際、お客様の求めていることや、お客様は気づいていないけれどももっと効率がいい方法に気がつく必要がありからです。そういったところ全体を営業担当がコーディネートをするという位置づけになっているのです。

例えば、依頼された製品の組み立てが終わった場合、一般的にはお客様のところに戻し、そこで技術者が最終的な検査や仕上げをします。しかし、その工程を我々が担うことができれば、お互いにビジネスチャンスとなります。今では、製品が動くところまで手がけ、お客様のところに戻さず、直接エンドユーザに出荷・設置できるようになりました。

仕事を引き受けたなら、弊社でできないことがあっても、あきらめるわけにはいきません。そのため部材調達から加工業者までコーディネートするのもコーディネーターの仕事です。カタログを持って営業する場合は、これいかがですかと言うのですが、弊社はお客様が装置を作る際に、どうしたら一番効率的かと言うことを考えます。そのため、こうじゃなきゃいけないということがないんです。効率的にいい仕事をするために必要なことは毎回変わりますし、お客様によっても変わるからです。

我々のコーディネーターは、提案力が重要です。相手のことを考え、お客様と同じ気持ちになることが大切なのです。柔軟性と想像力が求められます。自分の力で仕事を取ってきて、成功に導くのはとても面白いし、やりがいがあります。我々と一緒に働いて頂けるのなら、とても頭を使うことになりますが、楽しくチャレンジして頂ける環境であると思います。